一人暮らしや新生活に！マイコン炊飯器の選び方とおすすめ3選

こんにちは！Instagramで炊飯器レシピを発信している「すいちゃん」です。

炊飯器選びって種類が多すぎて、何を基準に選んだらいいのか迷いますよね？

今回はそんな方に向けて「マイコン炊飯器」の特徴や選び方、おすすめについて記事にまとめました！

この記事を読むことで、もうマイコン炊飯器選びに迷うことはありません！

マイコン炊飯器とは

マイコン炊飯器とは釜の底部分にあるヒーターで発生した熱を、釜全体に伝えてご飯を炊く炊飯器のことを言います。

マイコン炊飯器はIHタイプや他の炊飯器よりも比較的安く、3合炊きまでのラインナップが豊富です。

一人暮らしの方にマイコン炊飯器はおすすめ！

マイコン炊飯器は他の炊飯器に比べて安くて手軽なため、一人暮らしの方や新生活を始める方におすすめです。

マイコン炊飯器は小さめのサイズ（0.5合〜3合）が多く、デザインもオシャレなものがあるため女性の1人暮らしに人気の炊飯器です。

マイコン炊飯器のメリット

マイコン炊飯器は0.5合からサイズがあり「1合は多すぎる」という女性や一人暮らしの方にピッタリですが、マイコン炊飯器の魅力はそれだけではありません。

お手入れがかんたん

マイコン炊飯器はシンプルな機能で作られているものが多いので、他の炊飯器に比べて部品数が少ないことからお手入れがかんたんです。

炊飯器選びのとき「お手入れのし易さ」を重要視する方は少ないと思いますが、高機能の炊飯器を購入したあと「洗う部品が多くて面倒だった…」なんて後悔をする場合も少なくありません。

電気代が抑えられる

マイコン炊飯器は釜の底にあるヒーターで熱を発生する仕組みなので、釜全体に熱を発生して炊飯する他の炊飯器よりも電気代が抑えられるのが嬉しいポイントです。

「5.5合炊きの炊飯器」による電気代の比較がこちら。

	炊飯	保温（1時間）
マイコン式	3,78円	0,52円
IH式	4,48円	0,52円
圧力式	5,3円	0.53円

1年間毎日ご飯を炊いた場合マイコン式は約1,100円、IH式は約1,500円ほどの計算となり差額は約400円。

こんな声が聞こえて来そうですが、2022年頃から電気代がドンドン上がっていて上記の電気代よりさらに高額になっています。

他の炊飯器よりも安い

マイコン炊飯器は0.5合からサイズがあり、安いものだと5,000円ほどで購入できるため他の炊飯器よりも安いことが魅力です。

マイコン炊飯器は大量のご飯を炊飯することには向いておらず、少ない炊飯が得意なため0.5合〜3合のラインナップが多く展開されています。

「とにかく安い炊飯器が欲しい」というニーズに合わせた製品が多いため、機能性もシンプルになっているものが多いです。

マイコン炊飯器のデメリット

マイコン炊飯器は他の炊飯器よりもコスパが高く魅力的ですが、デメリットは「炊きムラ」が出やすいことです。

マイコン炊飯器は釜の底にあるヒーターだけで釜全体を加熱して炊飯するため、大量のご飯を炊いた場合、釜の底と表面のお米では「炊き上がり具合」が多少変わってしまいます。

マイコン炊飯器の「炊きムラ」を防ぐ方法

マイコン炊飯器のデメリット「炊きムラ」を防ぐ方法は、炊飯できる容量いっぱいで炊かないことです。

マイコン炊飯器は釜の底にしかヒーターがついていないため容量いっぱいのご飯を炊いた場合、加熱まで時間がかかったりヒーターから遠いお米が加熱されにくく「炊きムラ」が発生してしまいます。

「炊きムラ」を防ぎたい場合は3合炊きの炊飯器であれば1合まで、5合炊きの炊飯器であれば3〜3.5合ぐらいを目安に炊きましょう。

マイコン炊飯器の選び方

マイコン炊飯器はコスパが魅力ですが「安さだけでは決められない！」という方に向けて、マイコン炊飯器の選び方を紹介します。

内釜で選ぶ

高い火力を伝えることが苦手なマイコン炊飯器にとって、内釜の種類はご飯の美味しさに直結する重要なポイント。

ご飯の美味しさにこだわる方は『鉄』素材の内釜がおすすめです。

鉄は蓄熱効果が高いためマイコン炊飯器特有の「熱を釜全体に伝えにくい」というデメリットを補ってくれます。

容量で選ぶ

炊飯容量いっぱいでご飯を炊くと「炊きムラ」が発生しやすくなってしまうため、お米の美味しさにこだわる方は、普段炊飯する量プラス2合ほどのサイズを選びましょう。

しかし0.5合や1合サイズのマイコン炊飯器は、釜が小さく熱を伝えやすいため容量いっぱいに炊いても「炊きムラ」は比較的出にくいです。

機能で選ぶ

マイコン炊飯器はコスパ重視で選ばれることが多いため、炊飯機能に関してシンプルなものが多いですが、多機能なものもあります。

しかし多機能になるほど価格も高くなるため、マイコン炊飯器の魅力「コスパ」が無くなってしまいます。

マイコン炊飯器のおすすめ3選

マイコン炊飯器は安いだけでなく、機能性に特化したものや美味しさにこだわった商品もあります。

『山善』ミニライスクッカー

マイコン炊飯器に「安さ」を一番求めている方は『山善』のミニライスクッカーがおすすめです。

ミニライスクッカーの炊飯容量は0.5合〜1.5合で機能は「炊飯」のみ。

いたってシンプルな炊飯器となっています。

余計な機能を一切つけていないため本体がとってもコンパクト。

置き場所に困らずお手入れもかんたんです。

『タイガー魔法瓶』炊きたて

1万円以内の予算でご飯の美味しさにもこだわりたい方は『タイガー魔法瓶』の「炊きたて」がおすすめです。

「炊きたて」の容量は3合炊き、マイコン炊飯器には珍しくヒーターが釜の底だけでなく、側面にも搭載されているので「炊きムラ」が発生しにくい構造になっています。

さらに約2倍の時間をかけてお米に吸水する「極うまメニュー機能」も搭載、ふっくらもちもちのご飯が炊ける「炊きたて」は美味しいご飯を求めている方におすすめです。

『レコルト』ヘルシーライスクッカー

ご飯の糖質が気になる方や多機能な炊飯器を探している方は『レコルト』のヘルシーライスクッカーがおすすめです。

ヘルシーライスクッカーの容量は最大3.5合「糖質あらい炊き」という独自の炊飯製法により通常のご飯よりも約3/1も糖質をカットできます。

他にも蒸し料理や煮込み料理専用のメニューがあり「ヘルシーライスクッカー」1台で料理のバリエーションが増えるのも魅力です。

まとめ：マイコン炊飯器は一人暮らしや新生活にピッタリ♪

マイコン炊飯器は「コスパ」が最大の魅力、少量の炊飯が得意なため一人暮らしの方や新生活を始める方にはぴったりです。

マイコン炊飯器で3合以上のご飯を美味しく炊きたい場合は、炊飯する量よりも2合ほど上のサイズを購入すると良いでしょう。